社線単独券 -松田駅-
御殿場線松田駅はJRの駅ですが、小田急ロマンスカー「ふじさん号」が停車する関係で小田急線単独の乗車券を発売しております。
ただし、乗車券的には隣接する小田急線新松田駅からという扱いになります。
社線単独乗車券としては珍しく、経由欄にしっかり小田急線と書かれています。
これは、マルスシステム上で新松田-新宿or小田原-新宿を通るときに小田急線と印字されるようプログラムされているためです。
もちろんC制もできますが、特急券との同時購入時しか発券はしていないようです。
ご存知の方も多いかとは思いますが、特急券は硬券+指ノミで発券をしております。
なんとこちらもクレジット決済が可能です。
しかしながらC制の印字もなく、ハンコもないため券面だけではわかりませんでした。無念………
中央線特急の自由席特急券を振り返る
3月16日の改正より、中央線特急が全席指定席となり、運賃制度も変わってしまいました。
今更ですが、我が家にあった自由席特急券として使った特急券を集めてみました。
- 下り
覚えていますか。昔は2日間有効だったんですよ、自由席特急券。
確か増税の時に1日限り有効に変わりましたね…
指定席特急券ですが、間に合わず後続の「かいじ」の自由席特急券として使ったので、実質自由席特急券ですね(???????????)
奈良線 長池駅で購入したこちら。成人の日に成人式に行かず補充券を買う男です………
ふつうの自由席特急券です。おだやか。
- 上り
冠着駅にて購入したもの。これを買うためだけに冠着で途中下車をしました。
この時は上諏訪からスーパーあずさに乗車。乗る時間に下諏訪停車の特急がありませんでした。
こちらはJR東海の窓口で購入したもの。
身延線沿線の駅の窓口だからでしょうか、かなり手慣れた様子でした。
これ乗る意味あったんでしょうか。乗車時間10分あるの…?
でもあるんです。これに乗って阿佐ヶ谷に行った覚えがあります。
立川→新宿、何度も使いました。
こちらは改札脇の35Cで発券したもの。
ほんとによく使ってました…
ほんとにスワロー化が残念です。そのうちまた乗りたいな。
旅客連絡運輸規則第76条
さてさて、今回は知ってそうで知らない人が多そうな話です。
こちらをご覧ください。
下車前途無効の乗車券ですが、大崎の途中下車印が押されています。
これは、旅客連絡運輸規則第76条によって定められた言わば特例のようなものです。
ちなみに76条はこんなやつ。
第76条 旅客は、旅行開始後、その所持する乗車券によって、その券面に表示された発着区間内の着駅(旅客運賃が同額のため2駅以上を共通の着駅とした乗車券については最終着駅)以外の駅に下車して出場した後、再び列車等に乗り継いで旅行すること(以下「途中下車」という。)ができる。ただし、次の各号に定める駅(連絡接続駅を除く。)においては、途中下車をすることができない。
本来これは改札外のりかえを想定したものですが、今回のような改札内のりかえでも適用可能です。
大崎駅で途中下車を申し出たところ、途中下車印を押していただけました。
帰りは降りずに一本で帰ってきました。
西武特急 座席指定のない特急券
不定期ではありますが、西武特急小江戸が小平駅に臨時停車することがあります。
この臨時停車、今でこそきちんとシステムに登録されているので特急券が出せるのですが…
2年ほど前までは東村山駅まで/東村山駅からの特急券での代用という形をとっていました。
では、東村山から小平まで特急に乗ったらどうなるのか。
なんと臨時停車時の運賃表には東村山から小平の特急料金が設定されていたわけです。
でもシステム上は東村山発東村山行の特急券になるわけでして…そんなもの出せるわけがないですね。というわけで補充券の出番です。
おわかりでしょうか。全席指定のレッドアローのはずなのに座席の指定がありません。
列車の指定はあるのですが、なんと席がないのです。立席特急券のようなことなのでしょうか。
西武鉄道では立席特急券を発売することがまずないので、かなりのレアモノなのではないかと…
ちなみに実使用したのですが、車掌さんと車内でお会いしなかったのでなにもわかりませんでした。席がない以上、空席に座ることも怖かったのでずっとデッキに居ました。
ちなみに、このきっぷを出した際の臨時停車の次の臨時停車時より、システム上に小平駅が追加されました。これにより、東村山から小平の特急券が端末で出せるようになりましたとさ。めでたしめでたし。
余談ですが、この補充券は新券です。PJRてつどう地紋となっています。