シアワセならPOS叩こう -東日本編- (暫定版)
みなさんはPOS端末という魔法の機械をご存知でしょうか?
このPOS端末、窓口に設置されているものなのですが、マルスとは異なり一癖も二癖もあるオタクが好きそうな魔法の機械です。
しかもJR各社毎に仕様が全く異なるというオタクが絶対好きなやつですからね。もう堪りません。
今回は私が最も専門的に収集しているJR東日本のPOS端末(通称2POS)をpick up。
シアワセなら叩くのは手とPOS端末と私の中で決まっているので、私がこの趣味を持ってから使用した切符らを元に、マルスとPOSを比べてみましょう。
- 入場券
まずはマルスの入場券を見てみましょう。
このマルスの大きい入場券を知らない人がそこそこいるということをつい先日知りました。
続いてPOSの入場券。
左上に【東】の印字があります。これが2POS の証。
そして発券箇所。駅名+数字3桁がPOSの証です。
この3桁数字ですが、ある程度の法則があるようです。
どうやら支社毎に番号のつけ方が違うようで………このあたりはもうすこしデータが揃ってから書きましょうかね。
ちなみにこの入場券ですが、発券できない駅もあります。
そう、簡易委託駅です。もちろん入場券の出せる簡易委託駅もあるのですが…
有名なところですと、冠城駅や森宮野原駅は簡易委託であり、入場券の発券ができませんでした。
なお簡易委託でも鏡石駅や、今回取り上げた甲斐大泉駅などは可能です。
- 短距離乗車券
おそらく入場券だけでは、この端末の真の面白さに気付けない方もいらっしゃるかと思います。
というわけで、手始めに短距離乗車券を比較してみましょう。まずはマルスから。
見慣れたものですね。さて次は2POS。
お気付きですか?
経由欄、中央東線となっています。
マルスでは線は省略されます。が、2POSではしっかりと線まで表記されます。
ここが2POSの面白さです。
今回は1経路のみでしたが………複数経路になったら、もっと面白そうだと思いませんか?
- 長距離乗車券
手始めにマルスのものから。
越後湯沢の改札マルスで発券したものです。
マルスの長距離券も情報が詰まっていて面白いのですが………2POSを見てみましょう。
やばくないですか?
このゾクゾクする経由欄、堪らないですよね。
よく見てる方はお気付きかと思いますが、信越線はなんと信越本線と表記されているんです。
○○本線って券面に出せるんですよ?素晴らしすぎませんか??
- 自由席特急券
まずはMVで発券したものを。マルスでも券面は変わりません。
続いて2POSで発券したものを…
2POSは有効期限が○日間有効という表記になります。
またB特急券のBがありません。ちょっと変な感じ。
- 新幹線特定特急券
まずはマルスで発券したものから。
北越急行ほくほく線十日町駅にはMR51が設置されており、JRのきっぷの購入が可能です。
さてさて、お次は2POS。
有効期限の表記以外は殆ど変わりません。
- 新幹線自由席特急券
準備中…しばしお待ちを。
ではでは、ここからは2POSの特性がよくわかるゾーンに入ります。
- 回数券
まずはマルスの…ものが手元にJR東海ツアーズ京都支店で発券した回数券しかなかったので、指定席券売機(MV)で購入したものをご紹介。
今は亡きMV30です。懐かしいですね。
マルスでも同じような回数券となります。
さて、本題。2POSの回数券をご覧ください。
もうツッコミどころのオンパレードですよね。
まず経由欄。路線名ちゃうやん。
経路内にある主要駅(?)である国分寺と書かれています。まあ確かにこれでも経由わかるけどさ…………
そして右上、マルスは太字で東と書かれていますが、2POSの場合は入場券や乗車券と同じく【東】となっています。
- 定期券
絶賛スキャニング中。少々お待ちを…
スキャニングチャージ!
- 社線連絡
オタクが好きなやつですね。これでも2POSは独特の世界観を保っています。まずはマルスから。
社線連絡は連絡会社線、区間などによってはマルス中央装置に距離や金額が登録されていないものが存在します。そんな時のために、金額入力発売というものが存在します。上のものはまさに金額入力で発売されたものです。
金額入力の場合、自動改札が通れない120mmの切符で発券されます。
さあて2POSを見てみましょう。
はい、自動改札が通れます。
ただしJR区間のみですが。
JR区間は自動改札が通れます。うれしい!
さて北千住の東武改札に切符を入れると…
「ピンポーン!係員のいる窓口へお回りください」
ダメでした。
実はこの記事、まだ未完成です。
定期券もそうですが、みんな大好きグリーン券とかのことも書きたいので…
しかしながらスキャン中です。また完成したらツイッターの方でおしらせします。ひとまず暫定公開ということで…
- ところで
人間ならこれを聞いてください。