ばんちゃおぶろぐ

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一枚の切符

電車に乗るとき、今は「ICカードで乗る人」と「切符を買って乗る人」が分かれていますね。おそらく前者の方が多いでしょう。
しかし、僕は基本的に切符を買って旅をしています。そして使い終わるときには無効印を押してもらい持って帰り、保存しています。

これは「切符が好きだから」というのも理由ですが、もう一つの理由があります。今回はその「もう一つの理由」についての記事です。


僕は、一枚の切符にはいろいろな思い出が込められていると思っています。実際、何年も前に使って家で保管している切符を手にすると、当時の旅の思い出が蘇ってきます。

例えとして何枚かご紹介。

今から5年前の1月、当時中学生だった僕は冬の土合に特攻するというバカなことを思いつきます。
しかし当然新潟県は猛吹雪、本来のルートは「東京都区内→(幹)→越後湯沢→土合」だったのですが、越後湯沢からの在来線は吹雪で軒並み運休。ここで僕は当時の越後湯沢駅の出札の方の提案で東京へ引き返すことになります。
そのときに持っていた「土合→東飯能」の切符を乗車変更して出してもらったのがこの「越後湯沢→東飯能」になります。
このときは越後湯沢の駅の方々に本当にお世話になりました。待合室の暖房を僕1人のためにつけてくださったり、ちょうどいい接続の列車を教えてくださったり、駅近くの営業中のコンビニを案内して頂いたり…今思い出しても頭が上がりません。
この後、Maxたにがわ(確か高崎増結の9-16号車編成)で高崎へ行き、高崎から八高線で帰ってきたのでした。


続いてはこちら。同じく5年前に伊豆へ行ったときの特急券です。
このときは「踊り子に乗りたい」というよくわからない理由で伊豆へ向かったのですが、伊豆急行線内で車窓の左側に輝く伊豆の海が見えたときの一瞬は未だに脳裏にはっきりと焼き付いています。
MT54の唸り声が響く中、キラキラと輝く伊豆の海…また見たいなあ。本当に綺麗でした。


続いてはこちら。2年前に使った「日暮里→東京」の乗車券です。
何の変哲もないこの乗車券。しかし、この切符は年の離れた弟と2人で東京観光をしたときの切符なのです。
可愛い弟と2人での旅。最近できてないなあ…またやりたいなぁ。今度はどこに連れて行ってあげようかな。


こちらは去年の夏に使った「鎌倉・江ノ島パス」です。
この切符は友人と「しらすコロッケが食べたい!」と意気投合して江ノ島へ向かったときに使ったものです。
この友人とはこの後少し喧嘩をしたりしたのですが、今も仲良くやらせてもらってます。ある意味友情を深めるきっかけになった切符とも言えるかもしれません。




このように、一枚の切符には「そのときの思い出」だけでなく「切符に秘められた想い」や「切符を使った後の未来」などが込められているのです。

まだ僕の部屋には未使用の切符が何枚かあります。これらの切符とはどのような思い出が作れるのかな、楽しみです。